わななのもりのくまさんショー 平成30年1月13日、19日、25日

千歳船橋にある『APOC THEATER』で多くの役者たちが一人芝居を行う『アポック一人芝居フェスティバル APOFES2018』が開催され、パフォーマーの山川夏菜(やまかわなな)さんも出演した。

山川夏菜さんといえば、『エンタメ女子』にも書かれているとおり、動物好きであり、『食べ残しをしない』ことへのこだわりなど、現在の世の中で忘れかけられた大切なことを自ら実践している方である。今回上演された『わななのもりのくまさんショー』は、まさに、このような山川夏菜さんの想いを綴ったストーリーであった。

ご飯は残さず食べよう!

お父さん、お母さんと離れ離れになってしまったタコさん、ついに捕まってしまい殺されてしまう。そこにお腹をすかせたクマさんが登場、ラーメン大盛を注文したクマさんは、タコさんが具に入ったラーメンをもくもく食べる。お腹が空いていたはずなのに、全部食べきる前に、満腹になり、ラーメンを残してしまう。そこへ、ラーメン魔女が登場する。すべての食べ物はもともと命があったもの、残してしまっては、タコさんも何のために命を失ったかわからない、ラーメン魔女は、「呪ってやる」と一喝、食べ物を残してはいけないんだと分かったクマさんは、残さず食べることに。これでラーメン魔女の呪いも解け、クマさんに平和が戻ったとさ。

ものを大切にしよう!

ある日、子どものタコちゃんはロボットを買ってもらい、ロボキチと名前をつけ、毎日一緒に遊んでいるが、ある日、ロボキチと遊ぶのに飽きてしまう。ゴミ捨て場に捨てられたロボキチは、そこを通りかかったクマさんに拾われる。くまさんもロボキチと楽しく遊んでいたが、新たに友達になったあひるさんと遊ぶのが楽しくて、やがて捨てられてしまう。ロボキチはショックのあまりついに壊れてしまうが、それを見つけたクマさんとあひるさんが心配する。気が付くとロボキチはお花畑の中、お花など、まわりの生き物たちが、「大丈夫だよ」とロボキチを励ます。するとお花畑の向こうから、クマさんとあひるさんがやってきてロボキチに謝る。「これからはずっと一緒だよ。」と、ロボキチは幸せに暮らすことになった。

いじめはやめよう!

ねずみさんは、なんにも悪いことをしていないのに、「チューチュー」としか喋れないので、みんなから、いじめられてしまう。一方、クマさんは強くてみんなの人気者、ロボキチとあひるさんという大切な友達もいる。ある日、クマさんは森で迷子になってしまったようだ。そこにネズミさんがやってきてロボキチとあひるさんがどこにいるか聞くが、ただ「チューチュー」というだけ。いじめっこたちは、大切な友達をねずみが食べてしまったと言う。ただ、こんな小さなねずみにロボキチやあひるさんを食べられないとわかり、単にいじめをしていることに気が付く。そこへ魔女が登場、いじめっ子に魔法をかけ、勝手に踊りをさせてしまう。そしてみんなが仲良く踊りだす、「めでたしめでたし」。

そしてフィナーレ

『人間っていいな』の音楽に合わせて、フィナーレ。結構ギャグも盛り込んで楽しいお話で合った。そんな楽しさの中に、いろいろと考えさせられるものがあったのではないか。大人だけでなく、ぜひ子供にも見てもらいたい作品である。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする