看護師シンガー 行万里さき主催ライブ『Cheers! vol.2』 平成30年7月22日

平成30年7月22日、あさがやドラムにて、看護師シンガー行万里さきさんが主催する『Cheers! vol.2』が開催された。『Cheers!』というのは、主催の行万里さきさんが、出演者もお客さんも、みんながお互いを応援し合えるような空間を作りたいという想いで、名付けたそうである。会場は開演前から多くのお客さんが駆け付け、立ち見も出るほど盛況であった。

大人の事情で電波には乗せられない歌をたくさん披露したKaty

イベント製作団体FreeHub代表として活動しながら、キーボードリスト、ソングライターとして数多くのアーティストのサポートを手がけるKaty氏、この日は、大人の事情で電波には乗せられない歌をたくさん披露した。確かに、10~20年前までの日本ってこうだったかもしれない。上司からのパワハラ、終わりが見えない残業、苦しくたってそれを吐き出すところもない。このままでは、体が壊れると、多くの人間が会社を辞めていった。会社を辞めると今度は収入が無くなる、そして生活は荒れに荒れ、家賃も払えなくなるので、住むところもなくなり、実家に帰る。だけど、笑い事では無い、この世代の多くの若者が味わった苦境をしっかりと替え歌にして歌い上げてくれた。

透明感のあるナチュラルな歌声が持ち味、歌にトークに活動中 彩巴

透明感のあるナチュラルな歌声が持ち味、歌にトークにマルチに活動中の彩巴さん、スマホApp 『琉球異聞 朱桜の繋』のエンディング曲も歌っている。ちょっと異色なのは、テクノスポーツ『HADO』のインストラクターもしているところある。ちなみに、『HADO』というのは、現実でビームや魔法を撃って対戦できるARスポーツで、まるでゲームの世界に入り込んだような体験ができるものらしい。この日は、出演を終えたばかりのKaty氏のピアノの生演奏で歌を披露した。そして、12月15日の昼にこの後に登場するTacamyさんとツーマンライブを開催することを発表した。2人とも音大出身シンガーなので、どうしてもピアノがある会場でやりたいということで四谷天窓.comfortに決めたとのこと。サポートギターと、ピアノを招いての生演奏でお送りする予定だそうだ。

レズビアンであることを公表、今後はシンガーソングライターとして chip

レズビアンシンガーであることを公表して活動しているchipさん、本日披露した『シナリオ』という曲は、自分がレズビアンとして生きてきた中で、人に合わせなければいけないことも多く、いろいろと思い悩んだ実体験を曲にしたものだそうだ。これまで、ずっとカバー曲でステージに上がっていたが、今後はシンガーソングライターとして活動したいとのこと。「そのきっかけをくれたのが今日一緒に出演しているアーティストさんたち」とchipさん。2か月ほど前にギターを始め、この日は、初の弾き語りを披露した。ギターはまだまだ発展途上のところがあるが、今後の成長を見守っていきたいところだ。アカペラで歌うことも多いようで、この日も最初と最後はアカペラだった。素敵な高音が会場に響き渡り、胸にジーンとくるものがあったのではなかろうか。

涙で心を癒すシンガーソングライター もりもり

涙で心を癒すシンガーソングライターという肩書をもつもりもりさん、ライブでは、ギターとピアノの弾き語りスタイルで歌っている。「熱い気持ちの入った歌やコトバを届けたい」という通り、熱の入った歌声は、初めてその歌を耳にした者でも、いつまでもそこに残っているようだ。
この日、歌った『なあ』という曲、まだ出来立ての曲で、雑ではあるけど今までの曲の中では一番メッセージ性が強いかもしれないとのこと。音楽仲間の中には口だけで全然やってない人もいる。この曲は、そういう人に「こらっ」って一喝するもの、みんな頑張っているけどこれからも頑張っていきたいなという想いをこめて作ったのだそうだ。

『Cheers! vol.1』に引き続き、もりもり氏とコラボ mai

普段は保育士をしながら音楽活動をしているmaiさんは、昨年の『Cheers! vol.1』でももりもり氏とコラボしてコブクロの曲を披露したそうだ。それに続き、今回のvol.2でもピアノのサポートを含め3人で出演した。夏っぽい曲をやりたいと『打ち上げ花火』を選んだのだが、他の出演者と被ってしまい苦笑い。また、もりもり氏とは練習で目を合わせて歌う練習をしたのだが、毎回毎回すごく笑ってしまったとか、青森出身なので、気が抜けると青森訛りがでてしまって爆笑されたとかのエピソードも。普段は音源だったり、ピアノの弾き語りで歌っているが、今回はピアノのサポートに入っていただき、自分のオリジナル曲『卵と羽』が「こんなに生き生きして良くなるんだ。」って思ったそうだ。この曲は、「自分の中で閉じこもっていたら何もつかめないよ、一歩踏み出そう」っていう気持ちで作ったそうだが、maiさんの歌声にその思いが強く伝わったのではないだろうか。

ミセルバプロジェクトという投票制のライブに毎月出ています Tacamy

Tacamyさんは、彩巴さんからも紹介があった通り、2人とも音大を出ていて、凄く仲良し。毎月、ミセルバプロジェクトという投票制のライブに出演しており、動員ポイントが凄く大事なので、私に興味を持った方は、ぜひ次回8月20日のライブにも来てほしいとのこと。また、12月15日に開催する四谷天窓.comfortでの彩巴さんとのツーマンライブ、本日からチケット販売するので、ぜひ物販に立ち寄ってほしいと告知していた。尚、12月15日のライブについては、彩巴さんのレポートを参照してほしい。

6月26日にバンド「n rêve(アンリーヴ)」を結成した一夢(hajime)

一夢氏は、もともとシンガーソングライターとして活動してきたが、6月26日に、バンド「Un rêve(アンリーヴ)」を結成し、新たな活動を開始した。この日は、前半は一夢として、後半はバンド「Un rêve(アンリーヴ)」として出演、両方のスタイルでの演奏を披露した。メンバーは、以下3人、
hajime : Vocal, Guitar
nakui : Bass, Chorus
saku : Drums

東京を拠点において一つ目の目標である『2,000人ワンマンライブ』を実現させるために日々ライブ活動を展開おり、2019年、年明けすぐに1stワンマンライブを開催する予定とのこと。今後の活躍を期待したい。

そしてトリは本日の主役 行万里さき

本日の主役、行万里さきさんが主催する『Cheers!』、これは、もともと出演者もお客さんもお互い応援しあえるようなイベントができたらいいなと思って始めたそうで、昨年11月に開催したVol.1では、そのライブがきっかけで新たな出会いもたくさん生まれたとのこと。今回もそんな想いを引き継ぎ、企画してきたそうだ。もしかしたら、綺麗ごとって言われるかもしれないし、もちろん自分を前面に出していくことも時には必要かもしれないけど、それでも、「自分が今やりたいことはこれだな」と思っていて、これからも続けていきたいそうだ。「自分自身、まだ成長過程で、その成長を含めて応援していただけたら嬉しい。」というさきさん、歌はもちろん好きだし、忘れたくない気持ちを歌にして残したいという気持ちからシンガーソングライターになったそうだ。これまで歌ってきた曲は、全部自分の中で忘れたくない気持ちなので、それを誰かが知ってくれて、聞いてくれて、自分に重ね合わせてもらえたら嬉しいし、歌は形になって残っていくので。たとえ、その人がいなくなったとしても、誰かが引き継いで歌ってくれたらいいなと思っているのだそうだ。

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