musician’s labo vol.43、くらげぱんバースデー、ムギタロー初ライブ 平成30年4月21日

平成30年4月21日、東京都世田谷区の下北沢ラグーナにて、FreeHub主催 musician’s labo vol.43が開催された。この日の出演は9組、くらげぱんさんがバースデーであったり、ムギタローさんが初ライブを行うなど、盛りだくさんのライブとなった。

最近、アイドル活動を始めたばかりの萌

本日のトップは、最近アイドル活動を始めたばかりのさん、まだ15歳で、ライブは2回目とのことで、MCも少なく、初々しさが残る。セーラー服っぽい、いかにも『衣装』という姿で登場したが、これはなんと私服だそうで、普段からこんな感じの服装なんだそうだ。茨城県から上京しての出演とあって、終電が気になるということで、出番終了後、会場を後にした。

本日、17歳の誕生日を迎えたくらげぱん

本日、17歳の誕生日を迎えたくらげぱんさん、前回もぞうであったが、眼帯をして登場。眼が悪いのではなくて、まだあまり音楽活動のことを大っぴらにできないからなんだそうだ。くらげぱんさんは、自分のことを『ぼく』というのだが、昔、森田童子さんというミュージシャンが、同じように自分のことを『ぼく』と言っていて話題になったことがあるが、思わずそれを思い出してしまった。本日披露した3曲中2曲はオリジナルで、語りかけるようなポップスを歌ってくれた。

鉄ヲタ系自由形シンガーの喜久田ベニヤン

『男はつらいよ』を歌いながらステージに登場した喜久田ベニヤンさん、『鉄ヲタ系自由形シンガー』とあって歌っている曲の詩が面白い。自身が生まれた福島県あたりを鉄道で走っている車窓風景をそのまま詩にしたような鉄ヲタらしい曲であった。ダンスもそれほど派手さはないが、曲にマッチしていて良かったのではないだろうか。すべてオリジナル曲だそうだが、楽器ができないので、音楽ソフトを使っての作曲とのこと。途中、何回か早着替えを披露したが、エンターテイメントを意識したステージには好感が持てた。

制御不能な地下アイドルのwataru、今回も独自のパフォーマンスを披露

制御不能な地下アイドルのwataruさん、毎回、独自のパフォーマンスで観客を楽しませてくれる。今回も白い仮面をかぶって登場、しばらくは観客席あたりでパフォーマンス。声優でアイドルのLunaticberryさんと『スターダスト☆ベリーパフェ』というユニットでも活動しているが相方のLunaticberryさんが多忙で、しばらくはお休み、12月には、復活ライブを企画中なので、それまで待ってほしいとのこと。本日出演した萌さんに興味を持ったらしく、いつか萌さんと組んでステージに立ってみたいとぶちまけていた。

凄い声量、将来が楽しみな涼城遥華

今回3回目の出演となる涼城遥華さん、愛称ははるるさんは、まだ高校生、制服がよく似合う。先に出演したくらげぱんさんとは同じ学校の後輩なんだそうだ。1曲目はそのくらげぱんさんと一緒のステージ、直前に打ち合わせたとは思えない息の合ったところを見せてくれた。2曲目以降は、一人で歌ったのだが、凄い声量、とにかく聴かせてくれるのだ。本日はボーカロイド縛りだったそうだが、最後の曲『くたばれPTA』では会場のお客さんを巻き込んでステージを行うなど、将来が楽しみなアーティストである。

はじめて現実の世界に出てきたムギタロー

普段はインターネットを通じてゲーム実況などを行い、ニコニコ公式生放送にも出演経験があるムギタローさん、本日はポエトリーラップという詩の朗読を披露した。ポエトリーラップというのは、詩人が自らのメッセージを表現する一種のアート形態で、日本では24歳の若さで亡くなった不可思議/wonderboyさんが元祖的存在なのだそうだ。ムギタローさんも学生時代に失恋など、痛々しい詩をいくつも書き溜めていたそうで、それを自身のオリジナル曲に載せて熱唱した。今日は初めて現実の世界に登場したということで、Twitterのフォロワーさんも来てくれ、新たな出会いもあったのだそうだ。

ついにMCも披露したSaki

Sakiさんといえば、本レポートサイトでも何度か登場しているが、喋ることが苦手で全くMCをしないというアーティストであった。今日も予定の3曲を披露し、やっぱりMCは無いんだなと思っていたら、ついに最後にMCを…。実は今日はリハーサルの時間から、熱心に手書きのフライヤーを作成し、どこかいつもと違う意気込みを感じていた。musician’s labo主催のKatyさんの奥様がボイスレッスンを行っているのだが、Sakiさんはそこの生徒であり歌を習っている。そんなこともあって最近は見違えるように歌も上手くなっていたのだが、いよいよMCにもチャレンジした。現在、男女ダンスボーカルグループ『Scramble.』にも所属し、夏ごろにはデビューするとのこと、こちらも楽しみである。

最近はなんでもおむつ代に換算してしまう主催者Katy

昨年10月に第1子である女の子を授かったKatyさん、最近ではなんでもおむつ代に換算してしまうとのこと。おむつ1パックが約1200円ということで、物販で販売するCDは、本来1500円のところ、特別価格ですべて1200円、3種類全部購入するとさらに割引になり3000円。とくに本日のライブでも披露した『GIFT』は奥さんの妊娠が発覚した時にリリースした曲で、生まれてくる子供への想いがしみじみと込められていて、オススメの1枚である。最後の数分はKatyさん恒例のお笑いの時間で、アニメのサザエさんや、めざせポケモンマスターなどを面白おかしく表現し、会場の笑いを誘っていた。

そしてトリはmonochromeのめいがバラードを熱唱

普段はユニットmonochromeとして、活動しているめいさん、会場に相方のしょうさんが見守る中、バラードを熱唱した。monochromeではアップテンポの曲が中心で、一瞬、あのmonochromeのめいさんなのかと思えてしまうほどイメージが違っていた。Katyさんのピアノ伴奏による歌唱ももちろん初めてなのだそうだが、今日初めて合わせたとは思えないほど息もぴったりで素晴らしい歌声を聴かせてくれた。途中、会場から相方のしょうさんが登場するシーンもあり、ピアノのところに座るので、まさかのピアノ初披露!?と思われたが披露したのは『ネコふんじゃった』の一部で、会場を爆笑の渦にさせた。今後、楽器も勉強したいとのことでした。

最後に…

musician’s laboも今年8月の第50回目をもって一旦区切りをつけ、違う形を模索していくそうだ。活動を始めたばかりのアーティストと言うのは、ステージには慣れていないし、当然のことだがそれほど集客力があるわけではない。なかなか会場を満員にするところまでは行かないだろう。それでもmusician’s laboは、そんなアーティストたちの活動の拠点として、彼らにいろいろ指導しながら、継続して開催してきたことには頭が下がる思いである。これからは、形が変わるかもしれないが、引き続き、新人アーティストの力になってほしいものである。

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