初めにどんな所に費用が発生するか知ろう

握手

M&Aを利用して、同業他社に対抗したり、自社に足りない技術を持った企業を買収したりという企業が近年増加傾向にあります。先述の理由などで購入したいという需要の増加と同時に、後継者不在などの問題でM&Aで会社を購入して欲しいという供給も増加しているという双方向から符号が合致している事が近年の勢いを増加させる大きな要因となっています。実際にM&Aを行う際には仲介会社を介することになりますが、その際にかかるのが仲介手数料です。仲介会社を選ぶ際にはサービス内容やサポート体制など様々な比較材料がありますが、仲介手数料が相場に比べてどのようになっているのかという点も気になる所かと思います。会社ごとに違いがありますが、仲介手数料としてかかる料金は相談料や着手金、M&A成立に向けた活動に対しての月額報酬等です。その様に仲介手数料の中身は細分化されているので、全体の相場という事は測りづらいですが、仲介手数料の中で最も大きなウエイトを占める成功報酬は、売却企業の総資産の3%前後と言われています。会社によってはこの数字が1%だったり5%という所もあるので、特にこの点の見極めが重要です。次に大きなウエイトを占めるとされる、基本合意がなされた時に支払う中間報酬の相場は、成功報酬の20%程度と言われています。M&Aをしたい企業の情報を調べればこの辺りの値はおおよそ把握出来るので、仲介会社探しと並行して調べておくと良いでしょう。

料金体制だけでなく計算方式等もチェック

社員

ここで仲介手数料の内、成功報酬額を概算する際に気を付けておきたいポイントがあります。それは多くのM&A仲介会社で採用されている、レーマン方式という計算方法です。ほとんどの会社がこの方式を採用しているため、どの会社に依頼をしてもほぼ計算方法が同じであろうと思うと思わぬ計算違いが起こる可能性があります。レーマン方式には、売却企業の純資産と負債を足した数値を基準に成功報酬を算出する移動資産ベースと、取引価格を基準に算出する取引価格ベースという2つの計算法があります。この2つの計算方式では、移動資産ベースを採用している所の方が成功報酬は低めに抑えられる傾向にあるので、こうした会社の方が仲介手数料の相場よりも低い料金になることが多いのです。そしてその様に敢えて自分達が不利になるような計算方式で算出している所は、顧客の事を考えた信頼出来る所である傾向にもあります。その様な事が明記されていない場合や、自分では詳細が判断できないなどといった時には、必ず電話やメールなどで相談しましょう。

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